OMIYAGE SHOP ~日常にユーモアを~

OLD IS NEW

今日は勝手に中国古典をご紹介したいと思います!ほんの一部です。なんだか昔の人の文章って少しロマンチックな気がして。

今宵酒あれば今宵酔い、明日愁い来たれば明日愁う。(權審 絶句詩)
今夜酒があるなら今夜酔い、明日愁いが来れば明日愁うがよい。 

 君去らば、春山誰れと共にか遊ばん。(『三体詩』劉商「送王永」) 
君が去ってしまったら、これから誰と共にこの山野の春を楽しんだらよかろうか。

 人を疑いては使う勿れ。人を使うては疑う勿れ。(『金史』煕宗紀) 
自分が疑いを感じている者を用いてはならない。また、人を用いた以上は、その人を疑ってはならない。

書、言を尽くさず。言、意を尽くさず。(『易経』繋辞上伝) 
文字では言い表したい言葉を書き尽くすことはできない。また、言葉は思っていることを言い尽くすことはできない。

大功を成す者は衆に図らず。(『戦国策』趙策) 
大事業をなそうとする者は、独断専行して、いちいち人に相談することはない。

今人は見ず、古時の月。今月曾て古人を照らすを経たり。(李太白「把酒問月」) 
今の人は昔の月を見たことはないが、今照っている月は昔の人を照らしてきた。人の時には限りがあるが、天地は悠久である。

筆頭、花を生ず。(『雲仙雑記』) 
文章の美しいこと。唐の李白は幼少の時、筆の先に花が咲いた夢を見て、そののち文才が大いにふるったという。

水至って清ければ、則ち魚なし。人至って察なれば、則ち徒なし。(『漢書』) 
清すぎる水に魚は住まない。同じように、あまり細かいところまで目が届く人のもとには人材が集まらない。